2012年衆院選対応「未来選択」新サイトオープン
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大学数は過剰傾向が顕著である。大学総数は750ほどであるが(内、国立大学法人は87)、定員割を起こしている大学は私立大学の5割にいたっており、多くの大学が経営難に面している。また、研究・教育の面でも問題は大きい。学士力といわれる大学生の学力についてはその低下が著しい。私立大学学生の20%、国立大学学生の7%が中学生レベルの学力しかないことが指摘されている。学士力の問題に加え、大学が提供する教育内容が社会のニーズに対応していないという問題もある。経済界など社会が要請する人材を大学が輩出しきれていないという点も大きな課題である。大学教育が競争的な経済の要求を満たしているかという設問のもとで行われた「世界競争力年鑑」では日本は55か国中40位という結果が出ている。研究面については世界でトップレベルをめざすことを国策として謳ってきたが、世界大学ランキングでは東京大学の11位が最高位に留まっている。 |